His Beautiful Smiles

Searching Cure for Progressive Degenerative Disease

 

整形外科的な原因の可能性を考える


Edit Category リハビリ (Rehab)
ずっと神経、脳の点からLeoの病気を見て来て、正直何もわかっていない。
だから、ちょっとそこから距離を置いて、整形外科的な視点から見てみようと思う。

「背中の上部、特に左肩、首、背中付近にトラウマがあるのではないか?」

実はそう思う理由がいくつかある。

一つはLeoの出産時。

取り上げる際に産婦人科の先生がLeoの左肩から首にかけてかなり強く掴んで引っ張った。
そのときの自分が感じた不思議な感覚というかなんというか…
Leoが遠くに行ってしまった感覚というか、時間が止まった感覚というか…

何かわからないけど、うれしさからではなく、何か運命的な感覚を覚えた。
その後、そんなのは関係なく、すくすく育ったから、あまり気にも留めなかった。

二つ目は、2歳時の、まだ今の状況なんて全く疑わなかった時。

左肩と左腕の動きがぎこちないと、予防接種を受けに行ったときに、
担当医ではなく、たまたまそこを通り過ぎた先生に言われた。

そのときも気にも留めてなかったが、今、その頃のビデオを見てみると、
左肩が後ろと背骨側に沈んでいる。まるで、出産時にあの先生に掴まれたままの感じで(考えすぎではないような…)。

2歳5ヶ月。



2歳11ヶ月。



3歳4ヶ月。



自分の体で実験してみた。

左肩を後ろ中央に引くと、自然と腕が”く”の字にねじれる。
同時に左膝が内に入り、右足だけに体重がシフト。
右腰がはみ出て立っているのがつらくなる。
体全体が逆”く”の字になり、左肩の支えが必要になる。
だから、Leoを支えているときも、左わきの下にかなり体重がかかる。

同時に頭はバランスを保つように逆に右に行くから、左首筋が張っている。
あと左脚付け根が内に入るから、左のボールが奥に引っ込む。
Leoの左のボールは今その状態(あとでLeoに怒られそう^^)。

三つ目は寝ると良くなったり悪くなったりする点。

実は、同じ経験を自分もしている。背骨、肩、腰が悪くて立てなかった時期が2004年にあり、
寝ることによって、背骨、腰、肩がずれて、どうしようもない感じで仕事もできなかった。

しかし実は当初は、背骨、腰などが原因とは知らなかった。
最初は立ってられないくらいに、めまいがひどくて神経科に通っていたが、全く問題なし。
職場の中国人の同僚にカイロに行くように薦められて行ってみたら、症状が緩和した(悪化もしたけど、関連があるのはわかった)。

結局、原因が神経系ではなく、背骨、肩、腰がずれていることで、
体の中で一番重い頭でバランスをとろうとして、頚椎がねじれ、血液が頭に行かず、言葉もしゃべれない状態に。
よだれも出てたし、2回救急にも運ばれた。血圧も尋常じゃないくらい高く、顔もうっ血状態だった。
背中のゆがみもかなりひどく、日本で約一年、整形外科、カイロ、マッサージを経て、やっと復活した。

要は、一見、神経系の症状だが、結局、整形外科的原因の可能性もあるということ。

もし、出産時のあの強い掴みがLeoの左肩、首、背中にかけて何らかのトラウマを残したとしたら…
そして、そのトラウマによる背骨の歪みが、最初は小さくてわからない程度だったのが、
体の成長とともに大きくなり、歩けなくなったとは考えられないだろうか?

脳神経科の検査はすべて正常。CFDという診断だが、脳の葉酸値は正常値の範囲内(下限だけど)。
今もさまざまな検査をしてるが、原因がわかるまでにいたっていないし、根本的に何かが違うような気がする。

であるなら、整形外科、背骨系の可能性もかんがえたい。
明日、整形外科に予約の電話を入れてみよう。

混んでるからな~。一ヶ月後なら早いほう。2ヶ月後は普通。

日本で受けたほうが早そうです(涙)

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プロフィール (Profile)
カリフォルニア・サンディエゴ郊外在住。失調症の息子のことを中心に、日米の障害児事情の比較や、ふと思ったことなどを書いてます。コメント、TBフリーです。

From San Diego, CA. Topics on my son with ataxic CP, US-Japan comparison on physically-challenged children, and just some tweets from life. Comments welcome.

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